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実例で学ぶ!患者トラブル解消

case64:患者に他科での受診を勧める場合は、紹介状を書くことも視野に入れた細やかなアドバイスを

74歳の妻は、ずいぶん前から喘息で、ある県立病院の呼吸器科に通院していました。年齢とともに大腸炎や下肢静脈瘤などもあると言われ、時折、胃腸科や循環器科も受診していました。2ヵ月ほど前、妻は背中…(2012/05/08)

case63:安易な前医への非難は、その治療を選択した患者をも非難することになる

現在22歳の娘が、小学校5年生から高校3年生までの約8年間、歯の矯正治療を受けました。上の前歯が2本出ている程度で、「これぐらいで矯正治療は必要ない」と言う歯科医もいましたが、私自身が歯にコンプ…(2012/04/24)

case62:問題ある患者対応をした非常勤医師に遠慮するあまり、患者に不快な思いをさせていないか

先日、101歳を迎えた母のトイレ介助をしていて、尿道付近から出血していることに気づきました。訪問診療をしてくれているドクターが「膀胱炎かもしれない」と診断し、薬を処方してくれたのですが、出血は…(2012/04/10)

case61:自ら検査や治療方針を希望する患者に対しては、素人の意見と聞き捨てず、適切に対応する

1週間ぐらい前から咳が出て、時折息苦しさを感じるようになりました。以前から喘息発作が出ることがあり、息苦しさを覚えたときのために吸入薬出してもらっているのですが、使用してみてもすっきりしない…(2012/03/27)

case60:自由診療をおこなう際には、プラス面だけでなくコストやマイナス面なども提示してトラブルを回避する

クリニックに行くと、受付で「まず、カウンセリングを受けてください」と別室に通されました。そこで、手術だけでは傷跡が残ること、術後の痛みは1年以上続くこと、それらを補うための治療はきちんと準備…(2012/03/13)

case59:チーム医療において、スタッフの役割分担が「手段」ではなく「目的」になっていないか

私は5年前に両足の膝に人工膝関節を入れる手術を受けました。ところが、1年前から右膝の状態が悪く、右膝をかばうので左膝に負担がかかったのか、両膝とも傷めてしまいました。そのため、室内は何とか杖…(2012/02/28)

case58:“疑義照会”など、薬剤師の役割についても医師はしっかりと説明を

私は2年ほど前に甲状腺機能低下症と診断され、通院しています。最初のころは、なかなか薬が合わず苦労したのですが、半年ぐらい前から症状も安定してきました。1週間前、ドクターから「症状も安定してい…(2012/02/14)

case57:患者は「安心させるひとこと」が長く心に残りがち。だからこそ、リスクの説明はしっかりと。

妻が動悸と息苦しさを訴え、近くにある循環器専門クリニックを受診しました。重い不整脈を起こしていると診断され、「不整脈の原因になっている心臓の部位に高周波を当てるカテーテルアブレーションとい…(2012/01/31)

case56:原因不明の症状を訴える患者には、丁寧な説明と原因究明に向けた努力で信頼を勝ち取るべき

9ヵ月ほど前、足の裏に痛みが起こり、立ちあがるのも困難になりました。以前、義母が使っていた歩行器が自宅にあったので、しばらくそれを使っていました。しかし、1週間経っても、2週間経ってもよくなら…(2012/01/17)

case55:死亡患者の遺族に対しては、まずは落ち着いて相手の意見にしっかり耳を傾けることが大切

1ヵ月前に、父が急性心筋梗塞で亡くなりました。自宅で倒れ、救急車を呼んで病院に搬送したのですが、病院に着く前に心停止してしまったのです。父は60代のころから高血圧症だったので、近くのクリニック…(2011/12/27)